アラウンドビューモニターとベバスト
アドリアのハンドル右側には、アラウンドビューモニターとベバストのヒーター・コントロールスイッチがあります。
【アラウンドビューモニター】
アドリアの車の前後左右に取り付けられた4つの外部カメラで、それぞれの方向をモニターで見ることができます。
方向指示器で右折、左折の指示を出すと、モニターにその方向が表示されて人や障害物の確認ができます。
2022年5月から、新車には後方確認のモニターの取り付けが義務化されるそうです。
また、アラウンドビューモニターに取り付けられた4つの映像を合成して、まるで空から見た車の映像が見れます。
他の方のレビューでは、おもちゃみたいで実用性はない。と書かれていましたので、あまり期待はしていませんでした。
しかし走行時も駐車時も、この大きなアドリアの位置関係を見る時はよく使っています。
アドリアの車幅は約2.3mあり、道路車線の右や左に寄って走っていたり、なかなか中央を走る感覚がつかみにくい時があります。
アラウンドビューモニターで見ると、車線の中央を走っているかすぐにわかるので走行時の不安も解消されます。
また駐車時も同じように車の位置関係を確認できますので、まっすぐに駐車できているかよくわかります。
柱など大きな障害物は、モニターで確認できますが、小さな障害物や動く人物などは確認しづらいです。
あくまで補助装置ですので、実際に目視したり誘導してもらい安全を確認する必要があります。
【ベバスト】
ベバストは、国産キャンピングカーにも搭載されているFFヒーターです。
FFヒーターは、軽油やガソリンタンクの燃料を燃焼させて暖房する装置です。
アドリアの場合は、前方左のエンジンルームにあります。
操作は簡単で、本体のスイッチを押すと白いランプが点灯して電源が入ります。
もう一度押してランプが緑色になればヒーターのスイッチが入ります。
しばらくすると足元から温風が出てきます。
ベバストは、エンジンと独立していますので、エンジンを掛けずに使用できます。
また、タイマーでヒーターを始動させる時間を設定できます。
寒い朝など、前の夜にタイマーをセットしておいて、朝には車内が暖かくすることもできます。
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