トイレのありがたみ
数年前に初めてキャンピングカーの購入を考えた時の条件が、「トイレ」と「シャワー」設備があることでした。
理由は、災害時などで避難シェルターとして使いたいという希望がありました。
高級国産キャブコンであれば一体型の「トイレとシャワー」室が装備されていますが、難点は狭くてシャワーを使えばトイレが濡れたり、そもそも給水タンクが小さいため大してシャワーもできません。
結果的に、「トイレ」と「シャワー」が独立して給水タンクも大きいアドリアに行きつきました。
今回、冬の日本海一泊旅行では、RVパークに併設された旅館で「午後11時まで館内のトイレが使用できますが、それ以降はドアが閉まるのでベルで起こしてください。」と言われましたが、さすがにそれはできないと思っていました。
ということで、実質、午後11時以降は旅館のトイレ使用不可となりました。
夜になって強風と雨まじりの雪が吹き付け、外はゴーゴーと鳴っていました。
外に出ることもためらってしまう天候で、万一出たとしてもずぶ濡れで帰ってくることになってしまいます。
アドリアのお陰で静かで温かい車内でベッドに入りましたが、私が知る限り、一晩で私も含め4回はトイレを使用したと思います。
もしトイレがなかったら、アドリアでなかったら家族からの不満がしばらく続いていたと思います。
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