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エアコンと室外機

サーキュレーターのブログでも書きましたが、日本の夏にはエアコンが必須です。
多くのキャンピングカーは、車のエアコンとは別に外部電源やサブバッテリーなどで動くエアコンを取り付けています。
アドリア購入時もエアコン導入では悩みました。
まず、本当に必要か?という質問に、「夏場は涼しい高原に行かれたらエアコンはいらないですよ。」と言われましたが、いつも涼しい高原に行くわけでもなく、暗に「必要ですよ。」とささやいているのでしょう。

エアコン設置に躊躇する理由は、きれいにデザインされた棚を潰してエアコンが付けられることと、設置場所がベッドルームとなると車内全体の冷房や暖房の効率も悪いだろうという懸念があります。
それと室外機の設置場所です。
車のデザインや雰囲気を壊さないよう、また、できる限りスペースが狭くならないよう設置したいという思いがあります。
そして価格です。
家庭用エアコン本体は安く手に入りますが、設置や電源設備の費用を入れると機種に限らず、そこそこの金額になります。
設置場所やスマートさを考えるとルーフ・エアコンが思い当たりますが、電圧が230V仕様であったり、熱効率が悪いという話を聞いたりします。※最近は効率の良い商品も出ているようです。

ルーフ・エアコン

そして、最近出てきました12Vのクール・スターというエアコン。
12Vなので、インバーターを介せず直接サブバッテリーから電源が取れるので効率がいい。
しかし、商品やデザインを選ぶ選択肢がないことと、馬力的にアドリアでは難しいと思いました。

クール・スター

では、家庭用エアコンの場合を考えると室内機はリアベッドルームの棚で、室外機の置き場が2ヶ所検討されました。
①リアの収納庫の中に設置。ただし、片面の収納扉が使えなくなる。そして、リアベッドの下が室外機となるので寝る時うるさい。
②屋根上に設置。車内や収納庫に影響がない。炎天下では屋根上の室外機の冷房効率が悪くなる可能性がある。
販売店から、ダイキンの「e-confort」はどうか?という提案がありました。
車両専用のエアコンで、室内機は家庭用エアコンと同様100V仕様、室外機は屋根上の設置という商品で、ルーフエアコンと家庭用エアコンの中間的な商品です。
もともと個人的にエアコンはダイキンファンで、他のメーカならちょっと首をかしげたかもしれません。
ちなみに、ダイキンに勤めている友人に「e-comfort」のことを聞くと知りませんでした。
ネット上でもあまり記事や写真もなく、どこかのOEM商品かと思いましたが、実際に使っている方の話を聞くと特に問題なく使えていると聞き「e-comfort」に決定しました。


e-comfort

実際の使い勝手は、キャンピングカーに載せた家庭用エアコンと同じでサブバッテリーからインバーターを介して電源供給するか外部電源からの供給で問題ありません。
屋根の室外機の音も静かな部類だと思います。
この冬も、早く車内を温めたいときは、外部電源をつないで暖房エアコンとして使っています。
しかし、冷房に比べて暖房の消費電力が多いため、サブバッテリーだけでは負担は大きいです。

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