ALDE(アルデ)暖房システム
■バルブの開閉
冬に向けて、先週から暖房システムの確認を行っています。
下の図のように床壁には、暖房用のクーラントが流れるパイプあります。
パイプにはいくつかのバルブで区切られています。
①車内の床壁(ダイネッティ、キッチン、シャワールーム、トイレ、リアベッドルーム)
②後部大型収納庫(リアベッドルームの下)
③排水タンク(冬の凍結防止)
すべてのバルブを開ければ、全体を暖房することができます。
必要な場所だけ温めたり、早く温めるためるためにバルブの開閉で調整することができます。
昨年の梅雨に、バルブをすべて開けたままで異常に部屋が暑くなり驚いたことがありました。
季節が変わる時など、どのバルブを開けるのか閉めるのか確認することが必要です。
また、排水タンクの水が凍ってしまうと、排水パイプが破損する場合があるため、屋外が氷点下になる場合は排水タンクの暖房も必要となってきます。
■バルブの位置
▲リアシートの下にバルブがあります。
▲右が床暖房用バルブ、左が排水タンク用バルブ
▲後部大型収納庫の暖房バルブ
収納庫の上はベッドルームになっているため、温めるとバッドルームも暖かくなります。
収納庫に生鮮食料品などがある場合は、バルブを閉めて暖房を切ります。
▲同じ後部収納庫の工具箱扉の中にも排水タンク暖房用のバルブがあります。
■まとめ
アルデの暖房システムは大変うまく考えられていますが、バルブ操作やコントロールパネルの操作があるため、どうしても難しく思ってしまいます。
システムを理解して上手に使えば、快適な空間が作り出せます。
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