富士五湖、アドリアの旅⑥　3日目（月曜日）

朝の富士山と本栖湖の撮影を期待して早起きしましたが、少し雲がかかり富士山は見えにくい状態でした。
さすがに朝の気温は６℃くらいで、風も強く体感温度はもっと低く感じました。

朝食を作り、早々に片づけを始めました。
夜中の強風でオーニングが傾いていましたが損害はありませんでした。
やはりロープとペグで補強すべきでした。
となりのフランス人家族と記念写真を撮り、ぜひ大阪に立ち寄ってください。と伝えました。

【トラブル発生】
フランス人家族と別れ、キャンプ場の細い進入路を慎重に上がって行き、最後のカーブを曲がろうとしたところで前輪のタイヤがスリップし登ることができません。
バックして勢いをつけて登ろうとしましたが、やはりスリップして登れません。
エンジンをふかす音を聞いてスタッフも駆けつけ押してくれましたが、やはり登ることができません。
道路が狭いため、もう切り返しも出来ず最後は誰かに牽引してもらわなければならないかな。と不安が横切りました。
前輪がスリップしているので、全員助手席に乗って重しになってみようと５人が前席に乗り、もう一度チャレンジしました。
そこでやっとエンジンをふかし、ようやく登りきることができました。
原因は、道路の傾斜もありますが、後ろの収納庫に荷物が入っていて後ろ下がりになり、前輪のグリップが弱くなったのだと思います。
これが雨や雪の時なら、難しかったかもしれません。
後に、Facebookのデュカト・グループで顛末を報告したところ、「トランクション・コントロールをOFFにして」というアドバイスを頂きました。

※参考資料
「トラクションコントロール（TRC）」は、車が発進や加速を行う際にタイヤの空転を防止するための制御システムの1つです。 そして、TRC OFFのスイッチは空転を防止する状態を解除するためのスイッチになります。 TRCがONになっている場合、タイヤの空転を感知するとエンジンの出力が制限されます。