エアコンとポータブル電源の接続（接続テスト編）

先日購入したAC100V電源切替器の接続と動作確認です。
YouTubeなどでキャンピングカーの車内で、ポータブル電源の利用方法や接続方法がたくさん紹介されています。
今回、アドリア・マトリックス・スプリームの場合は、夏場のエアコン使用時にサブバッテリーを温存するためポータブル電源を導入しました。
エアコンに行くラインの間に切替器を配置し、ポータブル電源（100V）からのラインを優先に、インバーター・外部電源からのラインを接続しました。

使い方は、
①エアコン使用時にポータブル電源をONにします。
②エアコンのスイッチをONにして使用できます。
③ポータブル電源のバッテリーがなくなるかスイッチを切れば、インバーター、または外部電源に接続されていれば自動的にエアコンに電源が供給されます。

実際に試してみると、計画通り切替器は問題なく動作してくれました。
ただし、想定外のことが・・・。
最近のエアコンは一瞬でも電気が途切れると安全装置が働き、再度エアコンが動くまで3分ほど時間がかかってしまいます。これはエアコン本体の機能なので仕方ありません。

ポータブル電源（ECOFLOW DELTA2）の状態は下記の通りです。

気温や車内の室温にもよりますが、エアコンの消費電力が626W。
この時、シガーソケットから84Wでゆっくり充電していました。
※充電しながら電気を使用する「パススルー」は便利なのですが、ポータブル電源に負荷がかかるため各メーカーとも積極利用は推奨していないようです。

一応、ポータブル電源でエアコンを動かすことができましたが、稼働時間は1024Whの容量で1～2時間程度と割り切ったほうがいいと感じました。
設定温度を高めに設定して負荷を減らしたり、バッテリー容量を増やすなど使い方もよく考えたほうがいいと思います。

アドリアの後部ストレージ（収納庫）には、100Vと12Vの出力端子があります。
ポータブル電源には、ここから充電できます。
インバーターをONにするか、外部電源を繋げば100V充電ができます。
走行中やサブバッテリーに余裕がある場合は、シガーソケットから充電できます。
同時に繋いだ場合は100Vが優先されるようです。
低い電圧でゆっくり充電したり、パススルー（充電しながら電気の使用）を控えると、バッテリーの負担も少なくなり長持ちすると言われています。
できれば、少し気を使いながら使っていきたいと思います。