【快適化】運転席足元の温風吹き出し
アドリアに乗っていらっしゃる方はよくご存じだと思いますが、元々、ベース車の商用車フィアットは左ハンドルで、左側の運転席足元にヒーターの吹き出し口があります。
ところが、日本に輸入されたフィアットは右ハンドルになっていますが、吹き出し口はそのままです。
つまり、右の運転席には足元ヒーターの吹き出し口がありません。
これまであまり気にならなかったのですが、今回「冬の北陸」旅で足元が寒く感じていたので、助手席側の吹き出し口から運転席側に温風を送ることにしました。
まず吹き出し口に合うダクトホースを購入。
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※グレーを購入しましたが、黒がいいかも。
助手席側に2つ吹き出し口があります。
その手前の吹き出し口にダクトホースを差し込み、コンソールの下をくぐって運転席側に持っていきました。
目立たないようにコンソールの裏を通してみようとしましたが、この太さのダクトを通すスペースがありませんでした。
▲助手席側の吹き出し口にダクトホースを差し込む。
▲運転席足元にセットする。
ダクトホースが暴れないようにタッピングビスで固定しました。
これだけの作業なら10分程度で終了します。
これで当初の目的は終了しましたが、実は、運転席の奥に吹き出し口があるそうなのです。
時間がなかったため確認できませんでしたが、運転席足元のパネルを外した奥に吹き出し口があり、そこにダクトホースをセットすればOKだそうです。
これは、次回の宿題として進めていきます。
暖房つながりのお話をもう一つ。
前回の「冬の北陸」旅で、床暖房の温度が上がりにくくなった気がしました。
大阪に戻り、ちょうど3ヶ月点検のため入庫しました。
「床暖房の温度が上がりにくい。」ことを伝えていたところ意外な回答が・・・。
「床暖房のパイプに入っているクーラント(冷却液)が減っています。」
「パイプに漏れがないか確認しますが、液漏れの心当たりはありませんか?」と尋ねられ、特に変化や液漏れはないということを伝えました。
入念に漏れがないか点検していただき、メーカーにも事例がないか確認してもらいました。
そこで、考えられるのは「エアーがみ」。
それは、メーカーでセッティング時にクーラントを入れた時に、気づかずエアー(空気)がパイプに入ったまま出荷したかもしれない。
納品後、問題なく床暖房は機能していましたが何らかのタイミングでエアーが抜けてしまい、一気にクーラントの液面が下がったのではないか?という推測です。
とりあえずクーラントを補充し、改めて液漏れがないかチェックしていただきました。
今のところ液面の変化はないので、パイプからの漏れは考えにくいようです。
念のため、定期的にクーラントの液面や漏れ、床暖房の温度などを確認するようにします。
▲リアベッドルームにクーラントのタンクがあります。
▲現在、MAXです。
ご参考になれば幸いです。
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