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新日本海フェリー

アドリアで行く北海道の旅②-フェリー編

7月29日。大阪を出発して一路、舞鶴へ。
早く着いたので舞鶴の港を眺めた後、夕食のためにスシローへ。
初めて進化する最新の回転寿司を体験。
舞鶴港
▲舞鶴港
スシロー
▲最新の回転寿司スシロー

新日本海フェリー
▲新日本海フェリーターミナル
新日本海フェリー
▲乗船待ち
新日本海フェリー
▲ようやく乗船できました。
船の到着が遅れ、乗船したのは日にちが変わった0時30分。
アドリア・マトリックスはサイズが大きいので貨物扱いになり、乗船時も大型トラックの列に止めるように指示されました。
フェリーは車両が満車状態で、誘導の方から「一番最後にスロープをバックで登って止めてください。」
100m近い段差のある上り坂の距離を、アドリアでバックで登り駐車しなければなりません。
直進とはいえ、さすがにちょっと緊張しましたがなんとか一発で駐車できました。

乗船した新日本海フェリーの「はまなす」は、2004年に進水した船で日本で最大・最速のフェリーだそうです。
ただ船内Wi-Fiがなく外洋ではネットがつながらないなど、ひと世代前のフェリーという印象でした。
しかし、2025年11月にはStarLinkを活用した新造船「けやき」が就航するそうです。
はまなす
▲はまなす
新日本海フェリー
▲快晴の船旅
新日本海フェリー
▲穏やかな日本海

想定外の出来事②
7月30日の8時25分ごろ、カムチャッカ半島で地震が起こり津波警報、津波注意報が発令されたとTVニュースで伝えていました。
距離も離れているので、それほど影響は少ないのではと思っていましたが、これから行くオホーツク海沿岸や太平洋側には津波警報が出て、すぐに避難するように伝えていました。
あまりひどいようなら行先を変更したり、予約のキャンセルも考えなければならないと思いましたがネットも電話もつながらない船内で唯一の情報が衛星TV(BS)だけでした。
我々の乗ったフェリーは、穏やかな海を順調に小樽に向かっているので、それほど差し迫った危惧は感じませんでしたが、目の前に小樽港に近づいた頃に船内放送で、「小樽港は津波注意報が発令されているため、海上保安庁より着岸の許可が出ません。許可が出るまで湾内に停泊します。」という内容のアナウンスでした。
「もうすでに日が暮れているので、夜間の入港はないだろう。すくなくとも陽が昇ってからの入港かな?」などと勝手に船長のようにつぶやいていました。
夜が明けると湾内には数隻の客船が同じように停泊しているのが見えました。
新日本海フェリー
▲小樽の町を望みながら待機しています。

今回のようなことは、何年もフェリーに乗っているスタッフの方も初めて経験することでしたが、お風呂を開放したり、朝食を無料で提供していただいたりして、乗客の皆さんも混乱もなく落ちついていました。

入港許可が下り、約13時間の遅れで小樽に上陸したのは7月31日の午前10:50頃でした。
ニュースでは津波による大きな被害はないようなので、旅は予定通り進めることにしました。
本来は、夜に到着して道の駅で車中泊してから富良野に向かう予定が、船中泊となったため下船後そのまま富良野に向かいます。

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