
アドリアで行く北海道の旅-⑨ 知床
8月6日晴れ。
宿泊した「KIKI知床ナチュラルリゾート」は、朝食・夕食・ドリンク(お酒も含めて)すべてコミコミのインクルーシブタイプのホテルです。
https://www.kikishiretoko.co.jp/
「食べ放題」というと、質より量のイメージがありますが「質もよければ量もいい」と食事には全員が満足していました。
お酒もしっかりとしたブラントのワインや日本酒、焼酎が揃っていました。
スタッフの方も、いつでもどこでも笑顔で気持ちよく接していただきました。
午前中は、地元の「道の駅うとろ・シリエトク」とウトロの街を散策しました。
▲道の駅うとろ
▲ウトロ漁港とオロンコ岩
▲人気のウトロ漁協婦人部食堂(※見ただけ)
午後からは予約していた「知床五湖一周ツアー」に向かいます。
▲ウトロ漁港から知床五湖フィールドハウスへ
知床五湖フィールドハウス https://www.goko.go.jp/
知床五湖の地上遊歩道に立ち入るためには、
①申請書の記入
②チケットを購入する(大人250円・小人100円)
③レクチャーを受ける(約10分)
これで立入認定書が発行されます。
▲知床五湖 立入認定書
知床五湖の立入りには、水以外の飲料水や食べ物、お菓子などは一切持ち込みできないなど、徹底的にヒグマを引き寄せない対策を取ります。
私たちはガイドツアー(約3時間)に参加しました。
▲知床五湖ガイドツアー
▲大きなポルチーニ茸
ガイドツアーでは、ガイドさんが丁寧に説明していただき、ヒグマなど野生動物との共存なども考えさせられました。
ツアーの後半、ガイドさんがすぐ近くの大きな水たまりを見て「少し前にヒグマが来たのか水が濁っています。」しばらく知床五湖で目撃がなかったので、ちょっとしたヒグマの痕跡を見てうれしかったようです。
その後、8月18日にはヒグマの目撃がニュースで伝えられ、一時、この地上遊歩道も閉鎖されていました。
各地で熊に襲われたなどニュースで伝えられていますが、実際に生息地に行き話を聞くと考えさせられることが多かったです。
ツアーが終わり、ホテルまで戻ってきました。
ホテルのすぐ近くに「夕陽台展望台」があります。
「オホーツク海に沈む夕陽が海面を橙色に染まる景色が素晴らしく、知床八景の一つに数えられる。」という有名な夕陽スポットのようです。
夕陽を観に行こうとするとパラパラ雨が降り出し、夕焼けも難しいかな?とあきらめ半分で展望台へ行きました。
しばらくすると雨もやみ、雲の切れ目から太陽が現れ始め、今までに見たことのない大スペクタルが始まりました。
「夕陽が海面を橙色に染まる景色」そのもので、これまで海外も含めこんな景色は体験したことがありませんでした。
▲夕陽が沈んだ後の「小焼け」いつまでも空が橙色でした。
今日は、知床五湖や夕陽台展望台で、改めて世界遺産の知床の大自然を感じる一日でした。
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