リアベッドルームの仕掛け その1
アドリア・マトリックスのリアベッドルームには、快適に過ごすための仕掛けがいくつかあります。
ひとつは、中央階段部分のボードを引き出し、マットレスをセットすると大きなベッドが広がります。
二つ目は、リクライニングです。
マットレスの頭部分を持ち上げると、数段階の角度でリクライニングができます。
読書するのもよし、そのまま眠りにつくのもよし。
三つ目は、ウッドスプリングです。
ウッドスプリングは、積層材にそりを持たせ、そのしなりで自然の板バネ機能を持たせたベッドの床板です。
ウッドスプリングには、寝る人の体型に合わせて、肩や腰、お尻の部分などの硬さを調整できる機能があり、ベッドマットの下台として優れた体圧分散効果があります。
また、ウッドスプリングは非常に通気性が高いため、湿度の高い日本で使用する上で最適な床板と言えます。
最近では、高級国産キャンピングカーでも採用されるようになりました。
そしてもう一つ、リアベッドルームの周りには暖房のためのパイプが設置されています。
ベッドルームの下のラッゲージ・ルームの暖房と併せて、部屋全体がほんのりと気持ちのいい暖かさです。
FFヒーターでは、吹き出し口と離れたところで温度差があったり空気が乾燥したりしますが、これがワンランクもツーランクも上の環境だと改めて感じました。
この記事へのコメントはありません。