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フェリーで行く九州の旅②-阿蘇

今回の目的地の一つに「阿蘇山」がありました。
理由は、家内はまだ行ったことがなかったことと、温泉がたくさんあるので一度行ってみたいと思っていました。
当初の予定では福岡の大濠公園から阿蘇の黒川温泉に行き、道の駅で車中泊でもできればというアバウトな計画でした。
しかし、福岡を出る時刻が遅くなり、このままでは阿蘇到着は夕方になってしまうので、道の駅も温泉も閉まってしまい中途半端な状態になってしまいます。
こうなったら夕方に到着するので、沈む夕陽の絶景を観に行こうということになりました。
晩ご飯は車に積んでいる簡単なもので済ますこともできるし、温泉も我慢することに。
阿蘇山から降りてくるたくさんの車を尻目に、山頂を目指しました。
夕陽がきれいで、一旦中腹の駐車場に止め写真撮影。

ススキの穂が金色に染まるきれいな風景でした。
夕陽を眺めながら駐車場で簡単な夕食を済ませました。

さて、ここで車中泊もできるけど、山頂はどんなところか一度行ってみようか。
山を下りる車とどんどんすれ違い、山頂を目指す車はありませんでした。
しばらく走ると広い山頂の駐車場があり、建物の明かりと数十台の車が止まっていました。
駐車場の人が「今日はナイトミュージアムのイベントがあるので駐車代をいただきます。」と言われて「ナイトミュージアムって何?」と思いつつ車を止めて、明かりのつく「阿蘇火山博物館」に向かいました。

※阿蘇火山博物館(公式ホームページ)
※夕陽と星のミュージアム

閉館の準備をしているおじさんに「ナイトミュージアムはこちらですか?」と尋ねると「もう閉館です。ナイトミュージアムは有料ですよ。」「有料でいいので入れてください。」と粘っていると、奥から担当の方が「どうぞ!」と言って入館することができました。
しかし、今から何が始まるのかわからないまま一人1,980円を払って待っていると、家族連れやカップルが10人余り集まってきました。
どうも阿蘇山のカルデラの成り立ちや星の話を展示物やVR(バーチャル)で観ながら、最後は実際に星空を観るという流れのようです。
直々に博物館の館長や職員の方のウィットにとんだ説明を聞きながら館内を巡っていきます。
我々が参加したのは、「星のミュージアム」(19:30~21:00)でした。
20:00頃から屋上に出て星の観察です。
最初は目が慣れず、あまり星も見えなかったのですが、時間が経つにつれたくさんの星が現れてきました。
星座の物語や星のうんちくを聞きながら、いい体験をしました。
体験というと、阿蘇山に住むたくさんの動物の鳴き声やゴーッと低空で頭上を飛んでいくオスプレイ(これは職員の方も驚いていました。)など、ビックリするようなこともありました。
ミュージアムが終わり、館長に「ここの駐車場で朝までいていいですか?」と尋ねると、「夜中は寒いですよ。大丈夫ですか?」と了解を得て車中泊をすることに決めました。

連日、昼間は半そでTシャツでいるくらい気温が上がっていましたが、阿蘇山山頂は23時の時点で外気温は12℃でした。
車内は、少しヒーターを入れて26℃前後で快適に過ごしました。

もう一度、夜中に起きだして星空を観て写真を撮ってみました。



かすかに斜めに横たわる天の川が観えます。

アバウトな旅も、逆に何が起こるか?何を経験するか?予想もつかないことが起こります。
ホテルに泊まっていたら、こんな素晴らしい経験や景色を見ることはないかもしれません。
さらに朝起きると、また素晴らしい風景が目の前に広がっていました。
続きは次回で。

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