アドブルーの補給について
最近のディーゼルエンジン車に乗っている方ならアドブルーのことはご存じだと思います。
アドブルーとは尿素SCRシステムで使用される、排気ガスをクリーンにするための高品位尿素水で、「ディーゼルエンジン車が排出する有害な窒素酸化物」と「アドブルーに含まれるアンモニア」が化学反応を起こすことで、窒素と水に分解され無害になります。
走行中にアドブルーがなくなっても突然エンジンが動かなくなるわけではありませんが、アドブルーがない状態でエンジンを切ってしまうと、アドブルーを補充するまでエンジンの再始動が不可能のため注意が必要です。
万一、外出先でアドブルーを切らしてしまった場合の対処法は、アドブルーを補充するまでエンジンを切らないことです。
先日の大雪の時、東京でアドブルーの補給ランプがついたので幕張メッセの駐車場で、予備に積んでいたアドブルーを補給し、問題なく大阪に戻ってきました。
▲アドリアの「アドブルー警告(補給)ランプ」
大阪に戻り、さて予備のアドブルーを買いに行こうと、以前購入した宇佐美へアドリアで行きました。前回は乗用車で10Lのアドブルーの空容器を持っていき、問題なく補給してもらいました。
ところが、今回キャンピングカーで同じようにアドブルーの容器を持って行ったところ、店員さんがちょっと待ってください。と事務所に戻りました。
戻ってきて店員さんが言うには、
・トラック以外にアドブルーは入れない。
・欲しい方は1リッター入りのパックを購入してもらう。(1パック1,300円くらい!)
・アドブルーの容器を持ってきても補給できない。
・この規制は昨年11月からです。
・今回は、店長不在でキャンピングカーはどうなるかわからないのですが、特別にアドブルーを入れさせてもらいます。
ということで、アドブルーは補給できました。
家に戻って、そういう規制があるのかネットで調べてみましたが見当たりませんでした。
そこで、同じような経験がないかFacebookのデュカトのグループで尋ねてみました。
答えは、ガソリンスタンドで問題なく補給してくれるところもあれば、補給はできずパックを購入というところがありました。
ガソリンスタンドでは、「アドブルーの投入口はプラスチックで破損が多いため直入れお断り。」「こぼれて白く汚れたり、混入があるのでトラック以外は補給できない。」などの理由で8割くらい断われることが多いようです。
多くの方は、ネットで購入されたり、それを車に積んでいるようでした。
ネットの価格は少々割高ですが、ガソリンスタンドで安く購入できないようなら仕方ないですね。
注意すべきことは、アドブルーは温度が高くなると効力が落ちますので冷暗所で保管することをお勧めします。
この記事へのコメントはありません。