
スポットクーラーの昇天・・・
夏の冷房補助機で購入した「スポットクーラー」が壊れてしまいました。
先日のロケ現場に持って行きセットしましたが、なかなか冷風が出ず電圧の低下や気温の上昇が原因かと考えていました。
戻ってからもう一度稼働してみましたが、やはり冷風は出ずに送風状態でした。
温度計で吹き出し口の温度を計ってみると、ほぼ気温と同じ。
電圧低下もないはずなので「故障」では?と思い、メーカーに状況を説明しました。
メーカーからの返答は「一度送ってください。修理費用の見積もりをします。」
幾らくらいか尋ねると「通常だいたい15,000円くらいですね。」という言葉に、それならと修理を決断しました。
とりあえず梱包して、大きいので多少運賃がかかるとしても新品を買うより安いのですぐに発送しました。
週明けにメーカーからメールが届いていました。
「故障診断を行ったところ、冷媒配管部よりガス漏れがあり修繕出来るか確認したところ、穴あきが大きい為修繕出来ない状態でした。つきましては誠に申し訳ございませんが修理不可でのご案内となります。」
えーっ!修理不可・・・。
スポットクーラーは、購入して2年あまり。
夏場に数回使っただけ。たぶん5、6回。
すぐにメーカーに電話し、状況を改めて聞きました。
返答はメールの通りで、部品がないことが修理ができない原因のようです。
あとは本体を「メーカーで廃棄処分するか?」「もう一度返送するか?」の選択です。
廃棄処分代3,300円と必要書類の準備を言われました。
返送も着払いで・・・どちらにしてもさらにお金がかかります。
何か心底納得ができないまま、「こちらに返送お願いします。」と依頼しました。
先方の情け心か、「通常着払いで返送ですが、元払いで送らせていただきます。」との返事がありました。
反省を込めて、スポットクーラーのメリットとデメリットをまとめました。
【メリット】
・車外(屋外)に設置のため、室内が広く使えた。
・比較的安い。(4~5万円)
【デメリット】
・電圧降下や外気温が異常に高い場合は、冷風が出ない。
・冷風のON-OFFのみで、風量調整や温度調整も何もない。
・電源は100Vのみ。
・重くて大きい。
シンプルで壊れにくいと思っていましたが、壊れてしまうとただの大きな送風機となりました。
スポットクーラーが使用できなくなったため、次の冷房対策を考えなければなりません。
同じようなスポットクーラーも頭をよぎりましたが、やはり車に積んで持ち運ぶには大きすぎることと、冷房能力や機能を考えるとはやりのポータブルエアコンかな?
以前のECOOFLOW WAVE2の後継機のWAVE3が発売されていました。
性能も進化し、より小型で強力になったようです。
それなりに場所は取りますが、アドリアの助手席かキッチンに置けばなんとかなりそうです。
電源も、今あるEcoFlow DELTA 2(1024Wh)を使えば数時間の冷房は可能のようです。
10万円を超える出費は痛いですが、ちょうどバーゲンセールだったので注文しました。
で、昨日、大きな箱が届きました。
落ち着けば、設置調整のレポートもアップします。
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