フェリーで行く九州の旅③-阿蘇・草千里ヶ浜

昨夜は星空を眺め写真を撮影して、目覚ましを日の出前の時刻にセットしてモーターホームのベッドで就寝。
夜に駐車するときは目の前が草原のようすだったので、そのままフロントガラス越しに草原が見えるように停めました。
目覚ましの音で起きて外に出ると、白みかけた空の下に阿蘇の稜線があり、目の前の草原は霧で埋もれ、何頭かの放牧された馬のシルエットがありました。

▲朝陽のあたる前、霧の中に馬がいてびっくり！

▲幻想的な風景に見入ってしまいました。

▲朝陽が当たると風景が刻々と変化していきました。

▲霧がゆっくり流れていきます。
この風景が、フロントガラスの向こうに広がっていました。
暖かい車の中でコーヒーを片手に流れゆく景色を観れるなんて、経験できない贅沢な旅です。

あたりには、この景色を狙って来たのか数人のカメラマンがいました。
誰が撮っても感動し、絵になる景色です。
しかし、この風景も陽が昇るとともに霧は消え、草千里ヶ浜の全景が見えてきました。

▲草千里ヶ浜の全景

連休とあって午前9時ごろから続々と観光バスや乗用車で混み始めてきました。
もう、この時間ではあの素晴らしい霧の景色は見れません。
午前11時ごろからショップやカフェがオープンし、たくさんの外国人観光客も来てにぎわい始めました。
阿蘇の名物の「赤うし丼」をいただきました。

昼食を済ますと、佐賀に向けて出発です。
駐車場を出ると、逆に駐車場に入ろうとする車列が2kmくらい並んでいました。
今回の車中泊は、思い出に残る経験でした。
もし阿蘇へ行かれたら、ぜひ星空と朝の草原をご覧になることをおすすめします。
佐賀へは、約2時間半のドライブです。
次回、続きをお楽しみに。